普通預金の良さ

預金通帳のイメージ
2018年も6月、関東地方も既に梅雨入りし、傘が欠かせない日々になりました。気温も徐々に上がってきますので熱中症には注意してください。
最近は低金利の時代と言われています。銀行の普通預金の金利は0.001%。100万円を1年間預けて得られる利子は10円。ここから所得税と住民税が源泉徴収されると実際に受け取れる利子はわずかです。しかし、このように金利の低い普通預金ですが、他の商品と比べてメリットもあります。私達が普段当たり前に思っていて気付いていないだけです。今回は普通預金の良さをご紹介します。

普通預金の特徴

普通預金は、期間の定めがなく、いつでも預け入れ、引き出しが自由にできる預金です。給与や年金の自動振り込みや、公共料金、クレジットカードなどの自動引き落としなどの機能が利用できます。日常生活に必要なお金をお財布代わりにできる利便性があります。また、預金保険制度で保護される対象です。
適用される金利は固定されていません。金利が改定されるたびに適用される金利が変わります。利子は半年ごと(通常、2月と8月または3月と9月)に計算されて元本に組み入れられることが多いです。利子は通常過去半年間の毎日の預金残高につくかたちで計算されています。

流動性預金とは

預け入れ期間を固定せず、必要に応じていつでも引き出すことができる預金で、当座預金や納税準備預金なども該当します。預金者の立場では窓口やATMでいつでも引き出しができる便利さがあります。流動性といわれる特徴は、当たり前のようで実は素晴らしいメリットです。
一方、銀行の立場では、預金者から要求があるときはいつでも払い出しに対応する必要があり、払い出しに備えるために活用が難しいお金になります。銀行は預かったお金を会社などに貸し出し、その金利の差を利益としています。活用が難しいお金は利益を出すのに向いていないため、定期預金より金利が低く設定されていると考えればよいのではないでしょうか

普通預金に向いた資金

私たちが使うお金は4つに分類することができます。①生活費、②使い道が決まっているお金(教育費、住宅資金など)、③余裕資金、④緊急資金です。ここで、緊急資金とは急な出費のための予備費です。生活費の6か月~1年分を目安にするとよいでしょう。
普通預金には、必要な時にすぐに引き出す必要があるお金を預けましょう。上の分類では「生活費」と「緊急資金」が該当します。1つの口座で管理する場合は、緊急資金の残高を下回らないように毎月確認するとよいでしょう。もちろん、用途別に複数の口座を作っても構いません。見直しの参考にしてください。

ラボ後記

2018年6月から日本FP協会「FP広報センター」のスタッフとして、電話によるご相談の対応をしています。生活者からの「くらしとお金」に関する疑問や質問にお答えしています。期間は2019年5月までの1年間です。今回の経験を、今後のサービスの質向上に反映させてまいります。

セミナー情報

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