投資入門セミナー「投資信託と積立投資」開催のご報告
2018年6月26日(火)に、NPO法人子育てコンビニ主催「コンビニマネー講座 ~投資入門 投資信託と積立投資~」を開催しました。投資入門シリーズ全3回の最終回です。
セミナーの概要
今回のセミナーは3つの項目についてお話ししました。
- 投資信託について
- 投資実践のポイント
はじめに、最近はじめる方が増えている「つみたてNISA」や「個人型確定拠出年金(iDeCo)」のいずれも主な投資対象が投資信託であることを紹介しました。投資信託は、運用のプロに投資をお任せするための仕組み(枠組み)であることを説明しました。最終的な株式や債券などであって、投資信託という投資対象があるわけではないという点についても触れました。
次に投資信託にかかる費用について紹介しました。本来投資家が行う投資活動の一部を他の人(プロ)に任せるので、彼らに対する報酬が必要です。投資信託では購入時にかかる費用、保有中に間接的にかかる費用、解約時にかかる費用がそれぞれあること、特に購入時手数料と信託報酬については丁寧に説明しました。また、実際に投資信託を選ぶ場合の運用方針について、アクティブ運用とパッシブ運用の違いについても紹介しました。
投資信託を購入するときに「交付目論見書」が配布されるのですが、この交付目論見書には何が書かれているのか、そしてどの項目を主にチェックすればよいのかについて紹介しました。
最後に、投資実践のポイントとして「長期投資」「分散投資」「メンテナンス(リバランス)」について説明し、投資信託を活用すると特に分散投資に効果があることをお示しし終了しました。
セミナーを実施して
投資信託は株式や債券などのパッケージ商品です。そのため、少額から投資できるメリットはあるものの、内容が複雑なものもあり、初心者んは理解が難しい商品も含まれます。また様々な手数料が直接的、間接的に発生する点にも気をつけなければなりません。交付目論見書にはそのような注意すべきポイントが記載されています。きちんと読みこなす実力を付けて頂ければと思います。
参加していただいた皆さま、どうもありがとうございました。