マネーライフ・ラボ三鷹 NEWS LETTER 2017年7月

キャンペーンを活用しよう!

2017年も7月に入りました。35度を超える猛暑日があるかと思えば台風が来るなど天候が不安定です。皆さま体調を崩さないように気をつけて下さい。
多くの会社では6月に夏のボーナスが支給されましたが、使い道はどのように考えておられるでしょうか?一般的なアンケート結果でよくみられるのは、買い物、趣味・旅行、そして一番多いのが「貯金」です。その他、住宅ローンの返済、教育費の準備資金という選択肢もあるようです。
皆さんが「貯金」に注目していることに合わせてか、多くの金融機関で夏のキャンペーンを実施しています。プレゼントを提供する場合もありますが、今回は預金金利に注目してみたいと思います。

夏のキャンペーンとして、預金金利を優遇している例をいくつか挙げてみます。(特定の金融機関の名称は出していません)

  • A銀行(インターネット銀行)
    定期預金(6か月、1年)
    0.20%(税引き後0.1593%)
  • B銀行(インターネット取引)
    定期預金(1年、100万円以上)
    0.25%(税引き後0.199%)
  • C銀行
    定期預金(2年、300万円以上)
    0.15%(税引き後0.119%)
    ※新規資金に限る

住宅購入の頭金や子どもの教育費など、今後10年以内を目安に使い道が決まっているお金については安全に運用したいものです。代表的な商品は定期預金です。普段であれば金利は0.01%といったところが多いので、夏と冬のボーナス時期のキャンペーンを活用して少しでもお得感を実感したいものです。
また、普段使うお金ではありませんから、異なる金融機関に預けても問題ないでしょう。インターネット専用銀行は入出金に少し手間がかかりますが、すぐに引き出さないという点を逆手にとり、確実に貯めることができるかもしれません。
金融機関ごとに金利、預入期間、最低預入金額、新規の預金であることなど条件が異なりますので、いくつか比べて、利用しやすいものを選んで下さい。

気をつけたい点は、シンプルな定期預金にすること。投資信託と同時に買うと金利が優遇される場合は、投資のリスクを負うことになるのでこの場合お勧めしません。また、特約付定期預金(金融機関によって名称が異なります)も、金利は高く設定されていますが、途中解約ができない、預入期間が10年以上など、仕組みが複雑なので注意が必要です。

ラボ後記

夏と冬のボーナス時期は預金金利キャンペーンを実施する金融期間が多いです。大手銀行では取扱いが少なくなりましたが、インターネット銀行では恒例となっています。預入資金はボーナスでなくても良いので、ボーナスがない方でも利用できます。私も毎年チェックして活用しています。

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